遺棄うさぎ（23区内）

サボり中のふり返り記録

2018年３月

まだ寒さ残る中、都内公園の植え込みに箱に入れられた状態で遺棄されていたうさぎさんがいると連絡を受け、保護。

警察に届けました。

まず、ありえない場所に箱に閉じ込められた状態で置かれていること。３ヶ月の保管期間を経て落とし主が現れないことから遺棄事件と考えます。

環境省の動物愛護法違反により

●愛護動物を遺棄・虐待した場合

●愛護動物を殺傷した場合

刑罰の対象になります。

また、迷子を保護した場合

日本ではいまだに動物の命は器物扱いなので、

【拾得物として警察に届けないといけません】

警察=殺処分ではありませんので、過失により（←気をつけてほしいですが）逃してしまい、必死に探している飼い主もいます。

他人の財布拾って勝手に大事に使ってはいけないのと同じです。盗んだことになりますよー！

ちゃんと届けてくださいね。

保護主（拾得者）さんに飼育能力があれば、落し物の保管期間中に警察に預けず代理飼育することもできますので、絶対届けはしてください。

ところで、今回の子。

ただの箱だと思われたら、そのままゴミ収集車にポイされてたかも…と思うとゾッとしますが見つけてもらえてよかった。

一時的にでも飼っていた元飼主がうさぎの特性を知っていればこんな寒空で死しか待っていないことは容易にわかっていたはず。

何考えているのか、ほんとこんな無責任なヤツにショップは売らないでいただきたい。

捨てられていたのは絶対にショップ、

それももしかしたら専門店でないと購入できないかも、な品種の子です。

そして、今もこの酷暑・猛暑・台風の続く中、全国あちこちで遺棄うさぎ情報が続いています。

野うさぎと家うさぎは全く違います。

野生で生きていけるはずありません。

自家繁殖、多頭崩壊、経済的理由、結婚、離婚、引越、就職、海外赴任、病気、アレルギー、出産、介護、飼主死亡、災害、換毛で好きな色じゃなくなった、大きくなってかわいくなくなった、噛み癖がひどい（何か怖い理由があるはずです）、、

終生飼育とは、いかなる理由があっても放棄は認められません。

その覚悟のない人は飼わないでください。

ぬいぐるみで満足しとけ！

どうぞ自分が親から赤ちゃんじゃなくなったから、大きくなってかわいくなくなった、引越先の家が狭いから、性格が嫌い、で捨てられること想像してみてください。

どうぞ病気になったから、給料が減ったから、自分が家族から見捨てられること考えてみてください。

自業自得、因果応報ですよ。

タグ：遺棄 うさぎ 保護